大麻ジュースことCHILL OUTとは何なのか。

CHILL OUT 食べ物&飲み物
CHILL OUT

最近ヘンプシードが健康に良いらしいと聞き、買ってみました。七味唐辛子とかに入ってる、麻の実ですね。

ヘンプシードには、CBD(カンナビジオール)というリラックス作用のある成分が含まれてるらしいです。

因みに、よく言う大麻の抗精神性物質は、THC(テトラヒドロカンナビノール)というそうです。

味は、グレープフルーツのような柑橘系のスポーツドリンクを微炭酸にした感じ。

まずくはないと思います。

成分を見てみると、ギャバ20mgと書いてあります。

ヘンプシードの効果もあるんでしょうけど、GABAの鎮静効果も大きいんじゃないでしょうか。

成分は下図の様な感じ。

味も柑橘系なので、それ自体で若干リラックスしてる部分もあると思います。ヘンプシードの効果があったのかは不明ですが、気持ちリラックスした気がします。(フラセボ?)

まあ、飲むとリラックスできるという点は間違ってないので、良いとしますw

大麻と麻の違いって何なの?

ヘンプシード関連で、そもそも、大麻との違いって何なの?と思ったのでちょっと調べてみました。

結論から言うと、基本的には同じもののようです。ただ、麻には色々な品種があって、THCが少ない品種と多い品種があり、海外だと、この少ない方をヘンプ、多い方をマリファナと言っているようで、日本だと、これに当てはめて、少ない方を麻、多い方を大麻と言ってるようです。ようです、というのも、マリファナとしての大麻をカンナビス、そうでない方をヘンプという感じで対比して使ってる人もいたりと、同じ言葉でも、異なる意味で使われてることがあるようでした。因みにカンナビスは麻の学名です。

 

日本国内の規制状況

日本だと栽培は免許制、販売は茎と種に関してのみOKとなってるようです。まあ、手っ取り早く全部規制したいけど、麻布とか麻の実は昔から使われるものだし、危険性があるわけでもないから規制しないという感じでしょう。

業界団体からも、大反対でしょうし。

ただ、国際的にはTHCの濃度を基準として評価してるようなので、部位で判断してるのは日本が少数派のようです。

加工しちゃったら、何処かなんてわからないし、重要なのはTHCの濃度なわけだから、部位別で評価するのはナンセンスだと思います。昔は、評価がやりにくかったとかそんな都合が残ってる感じでしょうか。

そんな感じだからか、厚労省の方でも取り扱い方に関して議論を進めてるようです。*6

ただ、報告書のpdfを見ると、構成員が、薬物依存の団体とか、依存治療の研究者みたいなのばっかりで、麻産業の人が誰もいないのは酷すぎるなと思いました。産業系?の人で入ってるのは、「麻薬製造関係者 1名」ってかいてあるだけだったので、ちゃんとした奴連れてきたのか?っていう馬鹿すぎるメンツになってました。

麻は、燃料としても使えないかとも言われてて、地球温暖化対策への利用も期待されてることから、IT産業の次に来そうな分野の一つです。国は、また産業潰すつもりかと思います。

 

世界の動きはどうなってる?

アメリカだと、2018年にTHC濃度0.3%未満の麻は産業用ヘンプという扱いで、2021年1月からは1.0%に緩和されたそうです。*5

アメリカはちょっと面白く、連邦法はマリファナの使用は全面禁止だけど、一部の州法はOKとしてるとのこと。

じゃあどっちが適用されるの?って思ったら、連邦政府は州に任せるという判断をしてるらしい。つまり、州法が優先されて適用される。

ただしこれは管轄者に依存して決まるので、例えばカリフォルニア州は許可されてるけど、州内の国立公園は連邦政府の管轄下だから、ここで使うと連邦法が適用されてNGとなるらしい。*7

一つの国なのに、エリアごとでこんなに法律違うのは面白い。

因みにカナダは既に完全合法化されてるらしいです。話が若干それますが、15年ぐらい前、カナダにはマリファナ党なる政党があると聞いたことがありました。当時は冗談かと思いましたが、そんなシングルイシューの政党はどうなってるんだろうと思ってググってみると、ほぼ消滅みたいな感じのようです。しかし、カナダは色んな政党があって面白いと思います。

 

日本で出回ってるCBD製品は大丈夫なのか?

結論は、通関通ってるなら大丈夫。

通関通すのに、下記資料の提出が求められるとのこと。*5

①大麻草の成熟した茎又は種子から抽出・製造されていることを示す証明書

②分析方法及び検出限界値(LOD)、分析機関・分析実施者の署名入り成分分析書

③原材料となる茎等の全体像、製造に使用した機器が把握できる写真

逆に言うと変な個人輸入しようとすると、これらの書類出してって言われるから、揃えられないと料金は支払ったけど、輸入できないってことになるみたい。

関連リンク

1) 七味唐辛子に大麻の種が含まれるって本当?栽培して発芽させたら麻薬になるの?

 https://chisou-media.jp/posts/3827

2) CBDとTHCの違いは?相乗効果はある?そもそも日本で合法なの?

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3) CBD は大麻取締法で捕まるのか?日本独自の複雑な法律について

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4) 0.3% 未満なら合法?THC が含まれた CBD 製品について

 https://cbdnote.jp/about-cbd-products-containing-thc/

5) THC基準の規制で――日本でもグリーンラッシュの予感(特集/CBD)

THC基準の規制で――日本でもグリーンラッシュの予感(特集/CBD) | 健康産業新聞
CBDは麻科植物に含まれる成分で、睡眠質の改善、緊張感の緩和、抗炎症作用などに効果があるという。

6) 厚生労働省, 大麻等の薬物対策のあり方検討会

 https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-syokuhin_436610_00005.html

食品からバイオ燃料まで!革新的な新大麻産業 | HEMP CBD NEWS
大麻という植物が人類にもたらすことのできるさまざまな恩恵や産業について詳しく解説します。プラスチック製品、バイオ燃料から繊維、製紙、食品、化粧品まで、環境にも人間にもやさしい大麻が持つ素晴らしい有効性、可能性について説明します。

7) 大麻合法化の進むアメリカと職場への影響

大麻合法化の進むアメリカと職場への影響 | U.S. FrontLine | フロントライン
昨今、アメリカ各州で大麻の規制緩和が進んでいる。直近では2021年3月末、ニューヨーク州で娯楽用のマリファナの使用が合法化され話題となった。隣国カナダでは既に完全に合法化されており、今後米国でも更に法整備が進んでいくだろう。

8) カナダ、娯楽目的の大麻使用を合法化へ

 https://www.bbc.com/japanese/44543666

9) 日本の麻のメリットとは

日本の麻のメリットとは | 日本の麻
生育が早く、どこでも育つ、「食べる、着る、住まう」の万能選手。収穫まで約4か月。北海道から沖縄まで栽培可能。

 

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