自民党総裁選、党員票って何ですか?

自民党総裁選がYoutubeとかで話題になってました。

んで、見てて党員票がーとか言ってたんですが、正直自分はこの辺よく分んなくて、何それ?(´・ω・`)って感じでした。

ちょっと調べてみたのでメモしとくことにします。

自民党総裁選とは。

自民党の総裁を決める選挙。最大派閥なので、実質総理大臣を決める選挙になるらしい。

自民党総裁選の仕組み

流れとしては、

①. 国会議員20人の推薦を貰った人が立候補出

②. 国会議員と党員で選挙を実施。

③. 国会議員票の382票と同じ数になるように、党員票は比率で割り振り。

 今回でいうと党員数が投票権を持つ自民党員が1104336人とのことなので。
  1104336人/382票=2890.93

 となる。よってざっくり2891票の党員票で、議員票1票と同じ重みになる扱い。

 ただ、総裁選の党員投票率は7割程度と聞くので、党員2000票程度が1票になってそう。

 正確には比率の端数をどう取り扱うかという話がある。これには、ドント方式最大剰余方式などあるが、総裁選はドント方式で取り扱うとのこと。

 ドント方式とは、下記の様な流れで、割り振り対象を割り振っていく方法のこと。

 例えば実党員票数が、河野さん50万票、岸田さん30万票、高市さん20万票とすると、

  1. 党員算定票1票目の割当先、判定票数が1番得票の多い河野さん。次以降の河野さんの判定票数は、獲得算定票数+1の2で、実獲得票数を割った25万として判定。
  2. 党員算定票2票目の割当先、30万票の岸田さん。次以降の岸田さんの判定票数は、累計算定票数1+1の2で、実獲得票数を割った15万として判定。
  3. 党員算定票3票目の割当先、25万票の河野さん。次以降の河野さんの判定票数は、累計算定票数2+1の3で、実獲得票数を割った16.6万として判定。
  4. 党員算定票4票目の割当先、20万票の高市さん。次以降の高市さんの判定票数は、累計算定票数1+1の2で、実獲得票数を割った10万として判定。

という感じで、1票ずつ、誰に追加すると1票の価値が一番高くなるかを確認して振り分けるという流れ。

④. ここで過半数、今回でいえば382票以上取れると、その人が当選。

⑤取れてなかった場合は、国会議員票は382票のままだが、党員票は地方票として47票に圧縮されて決選投票が行われるる。

 この47票は、決選投票対象者に対して、各都道府県毎に多い方に1票入れることになる。

 

この投票方式の問題は、1回目の投票は過半数を取れないと、党員票の価値が47票に圧縮される点である。

そもそも、立候補者が多ければ、一人に過半数が固まる確率はどんどん下がるので、今回の安部さんのように高市さんや野田さんを出馬させて、ニーズ毎に党員票が分散するようにすれば、誰も過半数を取れなくなる。

こうすると、実質、決選投票は確定なので、党員票はほぼ価値を失い、議員票をどれだけ集められるかが焦点になる。

当然ながら、大きな派閥を持っている議員に有利な仕組みとなるので、派閥の大きな議員に権力が集中する仕組みとなっている。

この辺を読み解くと、どうしてもというなら民主主義出来る余地残すけど、基本的に貴族主義で決めるからということなんだろう。

日本は民主主義と言われているが、よく仕組みを見ると貴族主義っていうオチ。

仕組みを理解すると、総理大臣はアメリカ大統領のように国民投票で決めるべきと言われることがある理由がよく分る。

 

総裁公選の仕組み

https://jimin.jp-east-2.storage.api.nifcloud.com/pdf/news/policy/201991_1.pdf

自民党のページは分かりやすいなー。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です