IPv4の時代は、PPPoE。IPv6になってからは、IPoEってのを聞くようになったけど、よく知らなかったので少し調べてみた。
結論から言うと、PPPoEとIPoEは、インターネット回線への接続方法ってことみたい。
PPPoEはIPv4時代から使われていた、配布されたIDとパスワードを入力して契約者本人か判断する接続方式。通信のたびにIDとパスワードの認証を行ってるらしい。
IPoEはIPv6で使われるようになった方式で、回線契約で渡された機器(ONU)を使って、契約した地点からアクセスしてる人を契約者として判断する接続方式。パスワードの漏洩リスクも無いし、アクセス地点と接続機器が指定の物という条件が必要なので、不正利用防止の観点でもこっちの方が良さそう。
また、IPv6は上位互換なので、PPPoEでも認証出来る。(というかPPPoEなら従来資産を活用できるからということで、IPv6の認証方式はPPPoEが先行して開発された。)
しかしながら、PPPoEは、毎回行う認証処理がボトルネックとなり、回線速度が遅くなる。これに対し、IPoEは通信毎の認証は無いので、このようなボトルネックは発生しない。そのため、現在ではIPoEが使われることが多い模様。
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