昔、無料のブログをほそぼそやったことはあったんですが、phpやMySQLなどのシステムを自由に使えず少々不満に思っていました。
今回、がっつりWEB開発やってみたいと思い、まずは、WordPressでブログを作ってみることにしました。
将来的なことも含め、私がやってみたいことはこんな感じ。
目的
- 自分のメモもかねて記録を残せるページを作りたい。
- 将来的には、phpやMySQLを独自に利用したプログラムを動かしてみたい。(ホームページ設計の自由度が欲しい。)
- Google Adsenseなどのアフィリエイトを試してみたい。
1. 何はともあれ、サーバー選び
今回は、ワードプレスを使ってみたいという理由と、SEOに有利という観点から、エックスサーバー
を利用することにしました。
考慮した、観点は下記の通り。
観点
a) WordPressが使える。
b) PHPやPerlだけでなく、Rubyや、Pythonも使える。
c) GoogleAdsenseが使える。
d) Serverの速度が速い。
e) SSLが使える。
a~cは、他のサーバーでも良いですが、大きいのはd, eですね。
Googleは、ページランキングにWebサイトの表示速度を利用しています。また、HTTPSサイトを、優先的にインデックスします。
よって、速度が最も早く、HTTPSが使えるサーバーを考えると、XSERVERになると考えました。状況によってはwpX(ダブリューピーエックス)クラウドの方が、速い場合もあるようですが、WordPress専用のため、他の拡張性が低いことから外しました。
参考
・Using site speed in web search ranking Friday, April 09, 2010
・HTTPS ページが優先的にインデックスに登録されるようになります 2015年12月18日金曜日
・サーバー別WordPress速度比較
・WordPress向けレンタルサーバー価格比較
1.1. とにかく無料のサーバー
速度、拡張性の面でおすすめはしないですが、とにかく無料で試してみたいという方には、↓のサーバー使うとWordPress試せます。
ただ、がっつりWeb開発や、グーグルアドセンスなどを試してみたいと考えている場合は、有料サーバーを使う以外に選択肢はなさそうです。後々、移行する手間を考えると、初めにきちんとサーバーを選んだ方が良いでしょう。
2. ドメイン取得
HPを作るならドメイン(自分のURL)が必要です。
無くても、サーバーから割り振られるIPアドレスがあるので、公開することはできます。
しかし、もし使っているサーバーが無くなったり、もっと良いサーバーに移りたいと思ったとき、使っていたURLが変わってしまいます。
Adsenseや検索サイトの評価がまた1からとなるのは大変なので、基本的に、Domain Name System(DNS)を導入しておく方が良いです。
DNSは、取得したURLをブラウザに打ち込まれたときに、どこのサーバーに飛ばすかを指定します。
つまり、サーバーが変わったとしても、DNSサーバの設定を変更し、飛ばす先を変更するだけで、URLは変わらずに新しいサーバーにアクセスさせることができます。
因みに、DNSサーバーを管理している会社が潰れたら同じじゃないのか?と思われる方もいるかも知れませんが、これは、ドメイン移管という作業を行うと自分のURLを別の業者に管理してもらうことができます。
・エックスサーバー
ドメイン無料キャンペーンをやっていることがあります。エックスサーバーを選択するなら、まず確認してみるのが良いでしょう。
・ムームードメイン
サーバーを借りると無料ドメインが付いてくるサーバーもあります。
そういうサーバーはそのサーバーでドメインを発行してもらえばいいでしょう。
そうでないなら、ムームードメインが安くて良いでしょう。
取得できたらドメイン設定をやります。
XSERVERの場合は、ドメイン設定のやり方はこちら。
https://www.xserver.ne.jp/manual/man_domain_setting.php
取得したドメインでサイトが表示されるようになるまで、数時間~二日くらいかかります。
少々待ちましょう。
それでも、出ない場合は問合せです。
3. SSL設定
XSERVERなら、下記を参照して数クリックすれば、Let’s EncryptのSSLが利用可能になります。
https://www.xserver.ne.jp/manual/man_server_ssl.php
その他のサーバーを選んだ場合は下記ページを参考にやってみましょう。
参考
・ブログの完全HTTPS化を完了、HTTPからHTTPSへの移行プロセスを共有
・サイトのHTTPSへの移行を早くやらないと!
・サイト全体を HTTPS化 してみた!SSL化 は必須だよ
・常時SSLはするべき!?メリットとデメリット
4. WordPressのインストール
サーバーにWordPressをインストールします。
※ユーザー名をadminやadmみたいな、推定されやすく、攻撃対象になりやすいIDはやめましょう。
トップページがワードプレスのブログとしたい場合は、インストールURLの/以下は入力いりません。
詳細は下記参照。
https://www.xserver.ne.jp/manual/man_install_auto_word.php
5. WordPress設定: パーマリンク
WordPressを入れたら、まずは、パーマリンク設定をやっておくべきでしょう。
パーマリンクとは、WordPressのURL構成をどの様にするかという設定です。投稿した場合、https://memo-nikki.info/?p=1234567というURLになるようにしたり、https://memo-nikki.info/programming/123/というURLになるように設定したりできます。この設定で投稿した記事のURLが変わってしまいます。検索エンジンからのランクがリセットされてしまうので、最初にきちんと決めておくことをお勧めします。
SEO的に、URLは内容と一致している方が良いので、https://memo-nikki.info/programming/123/のように、プログラミング関係の記事の123番だということがわかるURL構成の方が良いでしょう。
設定は、ダッシュボード→設定→パーマリンク設定から行えます。
カスタム構造にチェックを入れて、/%category%/%post_id%/と入力しておくと上記のようなURL構造になります。
追記: その後、色々いじって気づいたこと。
WordPressでは、記事に対して、該当するカテゴリを複数選択することができます。この状態で、パーマリンクにカテゴリが使われていた場合、URLには、カテゴリIDが小さいものが利用されます。
SEO的にはURLと内容は一致している方が良いのは確かです。しかし、URLにカテゴリ情報を含んでいると、後で、もっと適切なカテゴリが出てきたから変えようと考えたとき、記事のURLが変わることになります。こうなると、検索ランクがリセットされてしまいます。よって、カテゴリのような、後で変える可能性がある情報は、URLに含まない方が良いです。
また、Wordpressはプログラムでの解析が非常に楽なので、URLにカテゴリ情報を入れなくても、記事のカテゴリ情報は簡単に取得出来ます。後々のHP改変しやすさと、URLのSEO効果を天秤にかけると、URLにカテゴリ情報は入れない方が良いでしょう。
設定は、ダッシュボード→設定→パーマリンク設定の「基本」を選んでます。これで、https://memo-nikki.info/?p=123のようなURLとなります。色々やって、初期設定が一番良いというおちですね。。。orz
参考
- パーマリンクに使えるタグ
- WordPressのパーマリンク設定を変更して、SEOや日本語URLの対策をしよう | 株式会社LIG
- パーマリンク設定を「%postname%」にしてはいけない!WordPressにインポートした記事がすべて「post-0」に!
- 【WordPress】複数のカテゴリに属した記事のURLはどうなるのか?
6. WordPress設定: ユーザー名変更
ログインIDが見えてるのは気持ち悪いので変更。
7. WordPress設定: プラグイン導入
段々、入れてるプラグインが増えてきたため、別ページに分けました。
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